アスパラガスの食べ方は、アスパラベーコンや炒め物などいろいろあってどれもおいしいですよね。
でも一番おいしいアスパラガスの食べ方は、やはりシンプルにゆでる食べ方ではないでしょうか。
その調理方法はシンプルゆえにごまかしがきかず、固すぎても柔らかすぎてもアスパラガスのおいしさを損ねてしまいます。
そこで今回は、もう失敗しないアスパラガスのおいしいゆで方について紹介していきたいと思います。
アスパラのゆで方 筋はどうする?
アスパラガスを調理するにあたって、ちょうどいいゆで具合になるように時間を調整することはとても大切です。
しかしそれ以前にとても大切なことがあります。
それは、アスパラガスの硬い筋を取り除いておくことです。
ゆでたアスパラガスにマヨネーズをつけて口に入れて噛んだ瞬間、硬い筋のせいで何度噛んでも噛みきれないという経験をしたことはないでしょうか。
あんな悲しい思いをしなくて済むように、下処理をきちんとしてからゆでるようにしましょう。
1.まず根元の固い部分を切り落とします。
新鮮なアスパラガスなら根本から2cm程度切り落とせば十分です。
2.切り落とした部分から4~5cmほどのところまで、ピーラーで皮を剥いていきます。
このひと手間を面倒がらずに行うだけで、根本に近い部分でも筋っぽさを感じることなくおいしく食べることができるのです。
アスパラのゆで方 切ってからなの?
筋を取る下処理も済んだし、さあゆでるぞ!
となった段階で疑問が浮かぶのではないでしょうか。
それは、アスパラガスは食べやすい長さに切ってゆでるのがよいのか、それとも長いままゆでるほうがよいのか・・
正解はズバリ、「ゆでやすい方法でどうぞ」です。
自宅に小鍋しかなく、1本丸ままの長さでは入らないという場合にはゆでる前に切ればよいです。
ただ栄養素の面でいうと、アスパラガスの断面は切れば切るほど水溶性のビタミンが水中に溶けだしてしまうので、できれば切らずにゆでたいところです。
逆にいうと、アスパラガスのゆで汁は溶けだした水溶性ビタミンが豊富に含まれているので、ゆで汁は捨てずにスープなどに利用するとよいですね。
アスパラのゆで方 電子レンジでできるって本当?
アスパラガスを食べたいけれど主婦として今日はゆでる元気がない、という脱力感に苛まれてしまうことが起こりうるかもしれません。
そんなときにはとっても便利な電子レンジを使いましょう。
電子レンジなら鍋を出す手間、お湯を沸かす手間、鍋を洗う手間、すべてクリアできてしまうのです。
すばらしいですね。
電子レンジを使ってまるでゆでたようなアスパラガスに仕上げる方法を紹介していきます。
2.そしてサランラップでアスパラガスを包み、電子レンジでチンします。
目安としては、500Wで1分です。
少し固いように感じる場合には、10秒ずつ追加しながら様子をみてみましょう。
3.加熱し終わったら、氷水でアスパラガスを一気に冷やします。
こうすることで発色がよくなり、緑が鮮やかで見た目がよくなります。
電子レンジでも簡単においしく仕上がるのでぜひ試してみてください。
まとめ
アスパラガスのゆで方のような、「簡単ゆえに疑問がいっぱい!」みたいなことって実は結構ありますよね。
ここで得た情報をもとに、アスパラガスを上手にゆでてみてくださいね。
美味しくゆでて、旬の恵みを存分に頂きましょう。