初めてお呼ばれした、ママ友のお家。
ドアを開けた瞬間に目に入るのは、とっても素敵なインテリア。
しかし、気付いてしまった事がもう一つ。
どこからかただよう、なんだか嫌な臭い・・・。
他人の家の臭いって、なぜか気になってしまうんですよね。
自分では気が付きにくいだけに、日頃から注意しておきたい所です。
部屋が臭い原因はカーテン?
他人に不快な思いをさせてしまう事もある、部屋の気になる臭い。
ペットや生ゴミといった、目に見えてわかりやすい原因だと対処もしやすいですが問題なのは、発生源のわからない、なんとなく部屋中に漂っている臭い。
そこに住んでいる人は、臭いに慣れてしまっているので、案外気が付かないもの。
どのお宅にもその家の臭いというのはあるものですが、悪臭となれば話は別です。
その原因として挙げられるのは、カーテンをはじめとする布製品にしみついた臭いなんですね。
試しに、ご自宅のカーテンの臭いを嗅いでみてください。
この間、部屋でした焼き肉、焼き魚・・・。
想像以上に臭いがしみついていませんか?
タバコの臭いが部屋にしみつく正体は?
悪臭として一番のやり玉に挙げられるのは、やはりタバコの臭い。
喫煙者が住んでいる部屋の壁紙をご覧になった事はありますよね?
ヤニがこびりついて、黄ばんでいるはずです。
このタバコのヤニは、壁だけではなく、カーテンにもしみついて悪臭の原因となります。
しかもこのタバコの臭いは、悪臭の中でも特に手強いんです。
なぜなら、タバコの煙に含まれる、原因となる臭気物質は、数百から数千に上ると言われています。
さらにカーテンなどの繊維にしみついた臭いは、酸化して性質が変わるものもあるのだとか。
つまり、タバコの臭いといっても、1つの原因物質ではなくさまざまな成分が含まれているので、手強いんですね。
カーテンを洗濯して匂いを解消?
そんな手強い、カーテンにしみついた臭い。
一番の解消法は、洗濯すること。
臭いの原因物質は、水溶性のものが多いのだそうです。
つまり、カーテンを丸洗いすれば、臭いも軽減することができます。
それでも落ちない手強い臭いには、酸素系漂白剤がおすすめ。
洗濯洗剤と一緒に使えば、生地を傷めることなく、消臭することができます。
他にも、ナチュラル志向の方法としては、消臭効果で有名な重曹につけ置きしたり、臭いがしみつく前に、クエン酸スプレーをするのも効果的です。
ヘビースモーカーのいるお家の強烈なタバコ臭には、生地のダメージを承知した上で、塩素系の漂白剤を使用する手もあります。
ちなみに洗濯した後のカーテンは、そのままカーテンレールに吊るして乾燥させることができます。
洗った後、干す場所を取りません。
まとめ
気になる部屋の臭い対策には、カーテンの洗濯がおすすめです。
しかし、あまり頻繁の洗濯は、カーテンの生地が傷んでしまうので、年に1~2回が目安だそうです。
日常的には、先ほど書いたクエン酸スプレーや市販の消臭スプレーを上手に利用するとよいかもしれません。
いずれにせよ、日頃からカーテンにしみついた臭い対策をしてすっきり爽やかに暮らしたいですね。