マナー・知識

先方に不幸があった場合や、お祝い事が重なった場合はどうしたら良いか?

不幸があった際の贈り物

先方に不幸があった時は祝い事は控えるべき?

子供に関するお祝い事は、一生のうちにその時限りのもの。

誕生も入学も就職も、その子にとっては二度とない事ですから、贈り物をするのは悪いことではありません。

「ご不幸は承知していますが、お子さんにとっては一生に一度のことでしょうから、贈らせて頂きます」とメッセージを添えれば失礼ではありません。

浪人した場合のお祝いはどうしたら良い?

たとえ受験がうまくいかず、次の学校への進学が決まっていなくても、卒業はきちんとできているのですから、それは喜ぶべきことです。

それまでの頑張りを祝ってあげましょう。

卒業祝いとして現金や商品券を用意し、表書きを「祝御卒業」として、祝いの言葉を添えて贈ります。

新築祝いと出産祝いが重なった場合は?

重なったからといって、まとめて贈るのは失礼です。

新築は家ができた事に対するお祝いですし、出産は新しい命を喜んでのこと。

気持ちが違うのですから、お祝いも別にするのが礼儀です。

もし、金額的に負担に感じるなら、無理に渡す必要はありません。

新築祝いに招かれても、体調などを理由にして辞退しても良いのです。

届いたものが壊れていたら?

頂いたものを開けてみたら、器が割れていたりなど品物が壊れてしまっている事もあります。

それではお礼をしようにもうまく伝えられません。

宅配便であれば配送会社に、デパートなどからの届け物であればデパートに連絡をしてみましょう。

状況や品物にとっては、取り替えるなどの処理をしてくれます。

くれぐれも先方に伝えてはいけません。

相手に気を遣わせてしまいますから、その事には触れずに、送ってくれた事に対する気持ちを礼状に書きましょう。

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