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青天の霹靂の意味とは?具体的にどう使えばいいの?

驚く子供

もともとは漢詩からきている言葉

「青天の霹靂」という言葉は聞いたことがあるけれども、具体的にどのような意味かは知らないという人もいるでしょう。

この言葉ルーツは、漢詩にあるといわれています。

南宋時代を代表する詩人である陸游という人が「青天に霹靂を飛ばず」という一文を詩の中に入れました。

ここからきているといわれています。

よくこの言葉を「晴天の霹靂」と思っている人もいますが、それは間違いですから注意しましょう。

この言葉の意味は予想外のことが起きることです。

青天とは晴れ渡った空を意味します。

一方霹靂は雷が突如として鳴り響くことです。

つまり晴れ渡った空が突然雷を鳴らす状況で、想定外の衝撃の走ったことを意味するわけです。

どのようなシーンで使用すればいいの?

先ほど紹介した意味を考えると、想定外の事態が起きたときに用いるといいでしょう。

例えば自分の予想外のアクシデントが起きてしまったときの弁明として使用できます。

また会社の中で昇進やプロジェクトリーダーに抜擢されるケースもあるでしょう。

「自分のようなものがこのような重要な役職を担うなんて予想外のこと」という意味で使用するケースもあります。

例えば昇進やリーダー就任のあいさつの時などにこの言葉を使って自分の気持ちを表すことも可能です。

より具体的に・例文を紹介

ではどのような感じでこの言葉を使用すればいいか、具体的に例文で紹介します。

もしネガティブな意味で用いるのであれば、「身に覚えのない責任を押し付けられ、自分としては青天の霹靂の思いです」といった用法が考えられます。

責任を押し付けられて戸惑っている、不本意で憤懣やるかたない思いなども表現できています。

ポジティブな意味であれば、「自分がプロジェクトリーダーに抜擢されるとは、青天の霹靂のようなものです」といった使い方があるでしょう。

こちらは「まさか自分が!」という驚きとともに光栄である、喜んでいるというニュアンスが出ています。

このように良い意味でも悪い意味でも想定外であれば使える、幅広い意味を持った言葉です。

ただし「お金をデスクの中から見つけ、青天の霹靂だ」というのは少しニュアンス的に異なるでしょう。

確かにお金が出てきたのは予想外のことかもしれません。

しかし予想外というよりも、思わぬ幸運に巡り合えたというニュアンスが強いのではありませんか?その意味では「棚から牡丹餅」という言葉の方が意味的にはしっくりくるかもしれません。

類語は?反対語は?

こちらの言葉の類語ですが、想定外の出来事が起こるという意味では「寝耳に水」や「藪から棒」「足元から煙が出る」といった言葉があるでしょう。

その他にはあまり一般的に使われていないかもしれませんが、「窓から槍」というのも似たような意味を持ったことわざです。

反対語としては「予定調和」があるでしょう。

予定調和には、「あらかじめ予想していた流れの通りに物事が進んで、結果についても予定通りになった」という意味です。

予想外のことが突然起きるという意味とは真逆の意味になります。

予定調和はビジネスシーンでも結構使われる言葉です。

「今回のプロジェクトは企画から進行、終了に至るまですべて予定調和で進んだ」といった感じで用いることができるでしょう。

まとめ

ここまで紹介してきたように、青天の霹靂は予想外のことが突然起きることを意味した故事成語です。

しかもいい意味でも悪い意味での両方使えますから、幅広いシチュエーションでしっくりくる言葉です。

ですからこの言葉の意味を理解しておくと、いろいろな状況で活用できるはずです。

ビジネスシーンだけでなく、日常会話でも使用できる言葉ですから覚えておいて損はないでしょう。