敬語・言葉

不要不急の適切な使い方は?例文と類語や言い換えは?

わからない

不要不急の意味

分かりやすく説明すると【要】らないし、【急】がないということで【すぐに必要でないのであれば】ということです。

もっとフランクに言うと、【大した用がないなら】という意味になります。

不要不急の使い方

不要不急って言葉をそもそもあまり使わないし、普段聞かないかも…という方も少なくないのではないでしょうか。

「急ぎでないなら」とか「今でなくていいなら」などと代用できてしまうからです。

ではなぜ、不要不急という言葉を使うのでしょうか。

それは、あえて不要不急という言葉を使うことで意味を分かりにくくしているからです。

「なんでわざわざ分かりにくくするの?」とさらに疑問を抱いたでしょう。

それは、言葉の意味をちょっと分かりづらくすることで、相手を嫌な気持ちにさせないようにするためです。

「必要でないなら〜しないで下さい」や「急ぎでないなら〜しないで下さい」はなぜかあまりいい気持ちがしません。

それは、命令されているように感じるからかもしれません。

「必要でない」や「急ぎでない」は言われた人からすれば、そんなの自分の尺度じゃないか!と思います。

でも「不要不急でなければ〜しないで下さい」だと不思議と嫌な気持ちになりません。

不要不急の持つ、言葉の曖昧さや丁寧さがそうさせているのです。

なので、「それ、今でなくても良いのでは?」と思うことがあったら【不要不急】を使ってみて下さい。

不要不急の例文

・不要不急であればその用件は後回しにして下さい。
・明日には台風が接近するため、不要不急の外出は避けた方がいいでしょう。
・仕事中のスマートフォンの使用は不要不急であれば控えましょう。
・不要不急の国外への渡航は控えて下さい。
・台風のため、不要不急の旅行はおすすめしません。
・急な出費が続いたので不要不急な買い物はやめておこう。
・雪が降って路面が凍結しているため、不要不急な自転車の使用はお控え下さい。
・ガソリンの価格が高騰しているため、不要不急な給油はやめておいたほうがいいでしょう。
・新しくパソコンを買った場合、不要不急であればきちんとセットアップしてから使いましょう。
・今、手持ちがないので不要不急であればあとでお返ししてもいいですか?
・新幹線が満席なので不要不急であればバスで行くことをおすすめします。

不要不急の類語と不用との違い

似た意味をもつ言葉だと、「急ぎでない」「なくても困らない」「あとでも問題ない」「今すぐに必要でない」となるでしょう。

ですが、「今すぐになくても困らないのであれば後からにして下さい」と言われるよりは「不要不急であれば後からにして下さい」の方がやはり、丁寧で嫌な印象を受けませんよね。

では、「不要」=「なくてもいい」ということなのでしょうか?答えはイエスです。

なぜなら「不要」の反対は「必要」だからです。

「なくても問題ない」のです。なくてもいいということは「不要と不用は同じ意味なのか?」ということになりますが、「不用」は調べてみると、「使わないこと」という意味になるようです。

さらに言えば、基本的には元々使っていたものがいらなくなった場合に使います。

「要らない」という意味も含まれていますが、「用いない」と言う意味の「要らない」なので、どちらにせよ、「使わない」という意味の言葉になります。

これらをまとめると「不要」はいらない、「不用」は使わないという意味の違いがあり、使うシーンも異なってきます。

まとめ

【不要不急】の意味と使い方から見えてくる、「不要」本来の言葉の意味などについてご紹介しました。

言葉の本来の意味を理解することで、正しい使い方が分かってきます。

分からなくなった時は、それぞれの単語に分けて言葉本来の意味を考えるといいでしょう。

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