着物を着る機会は少ないですが、袴を着る機会はもっと少ないですよね。そうなるとお手洗いってどうすればいいのかな?と疑問に思う人もいると思います。
今回は卒業式で袴を着た時のトイレの行き方やマナー、そして着崩れしない方法についてご紹介します。
卒業式での袴の女性のトイレの行き方は?
袴を着付けた後にふとどうしたらいいんだろう?と疑問に感じるのが、トイレの行き方です。
汚れてしまうのは絶対に避けたいですよね。
着物の袖部分も床についてしまい汚れがちですし、どうしたらいいのでしょう?
トイレでは、両袖を袴のウエスト部分の中に挟んでしまうといいですよ。
着用したことがない方は、袴がズボンの用になっていて、お手洗いに行くには脱がないといけないと思っておられる方もいらっしゃいますが、そこは心配無用です。
ロングスカート状になっていますので、袴を脱ぐ必要はありません。
また、和式と洋式のお手洗いが両方ともある場合は洋式がおすすめです。
和式だと袴の裾が下についてしまうからです。
また、お手洗いで手を洗う時も袖を濡らさないように気をつけてくださいね。
卒業式での袴の女性 マナーは?着くずれしない方法は?
袴にはそもそもマナーってあるの?
着物にあるように、袴にもあるのです。
- 腕を上げる時まず1つ目は、腕を上げる時です。二の腕が出てしまわないように、腕をあげるのと逆の手で裾を軽く持ちましょう。それだけで上品になり、女性らしさをアピールできます。
- 椅子に座る時2つ目は、椅子への座り方です。椅子に深く座ってしまうと、袴の折り目が広がりだらしなく見えてしまいます。そこで、浅目に腰かけるのがきれいです。
- 物を拾う時3つ目は物を拾うときのマナーです。普通に何気なく拾うと、裾がだらしなく垂れ下がってしまい、床についてしまいますよね。着物の裾も汚れるので、袖を持ち、身体を少し斜めにしてやると、品が出ます。
- 階段の上り下りをする時4つ目は階段の上り下りです。裾を踏みやすいので、袴の両脇から手を入れて持ち上げ気味にするといいですよ。
これらが基本的な所作ですが、マナーにかなった動きをしていると着くずれもしにくくなります。
卒業式 袴の前撮りする?
せっかくなのできれいに着付けをして髪型も整えた写真を撮っておきたいですよね。
しかし、卒業式当日はお友達同士では撮れますが、式前は時間がなくて難しいものです。
袴のレンタル先で、前撮りとセットになっているプランなどもありますので、是非記念に撮っておきましょう。
ヘアメイク代もセットになってアルバムにしてくれるものもありますよ。
確かにお金はかかりますが、セット料金で思いのほか費用が安く済む場合もあります。
また、先輩女性たちの意見として、このときしか着られないものだし、若いうちだけの記念だから、撮っておかないと後悔するという声もあります。
確かにこのタイミングを逃すと先にはもうない気がしますね。
一生に一度の思い出として、残しておくのも良いと思います。
まとめ
袴を着る時のトイレに行く時の疑問点は解消しましたか?
卒業式当日にいきなり袴を着て戸惑うよりは、前日に一度着用し予行練習を行えると良いですね。
レンタルの場合は練習はできませんが、ここで紹介した所作の練習だけでもしておくと、当日スムーズだと思いますよ!