年末年始は年賀状のやり取りだけで楽しかった20代。しかし、30代を過ぎると、親族を亡くされて喪中はがきを出される方も増えます。
私も結婚後、子供も生まれて、育児をしつつ夫の仕事も忙しくなってきた昨今、喪中はがきを目にすると、月日は経っているんだなとしみじみ・・。
今回は、喪中のご挨拶についてお伝えします。
喪中に届いた年賀状の返事を出す時期や内容、はがきをどうするか?などについて、参考にしてください。
喪中に年賀状をもらった場合に返事を出す時期は?
自分が喪中であったり、夫(妻)の近い親族に不幸があった年は、こちらから年賀状を送るのは控える方が大半でしょう。
その年は11月~12月上旬に喪中はがきを出すのが一般的です。
また、亡くなったのが年末で喪中はがきの用意が難しければ、年賀状をいただいた後に、松が明ける1月8日以降に寒中見舞いや挨拶状を送れば問題ありません。
毎年やり取りのある人から、年賀状がこないと心配になるのが人の情。喪中であることが伝われば、「大変だったな。」と向こうも察してくれます。
寒中見舞いを送る場合は、1月8日から立春の前日(2月4日頃)までに届くようにしましょう。
立春を過ぎてしまったら「余寒見舞い」になりますのでご注意を。
喪中に年賀状をもらった場合の返事の文例は?
喪中の年賀状に対する返事の文例を以下にご紹介します。
(例1)「寒中お見舞い申し上げます」
(例2)「新年のご挨拶に代えて」
父の○○が、○月○日、○歳で永眠いたしましたので、新年のご挨拶を失礼させていただきました。
皆様にはお体大切にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。
平成○○年1月
上記のような内容が入っていれば、目上の方でも友人であっても十分と思われます。
故人宛てに年賀状を頂いた場合は、連絡が行き届かなったことへのお詫びと、「故人に代わりまして」等のご挨拶を添えれば問題ありません。
寒中見舞いのはがきはどうする?
寒中見舞いの印刷注文は、カメラのキタムラ、イオン、郵便局、セブンイレブン等で受け付けています。
ネット予約や早割もありますね。
11月頃にはパンフレットがそれぞれの店頭に並んでいたので見比べてみましたが、お値段的にはどこも大差ないです。
10枚程度なら、無料イラスト集から1つ選んで添付して自分で作るほうが、コストや手間を考えてもいいかなとも思いますね。
ちなみにコンビニで暑中見舞いの店頭販売を見かけたことがあったので、店員さんに尋ねてみると寒中見舞い葉書や喪中はがきは置かないとのことでした。
コンビニの周辺状況にもよるのでしょう、文具店のほうがいいかもしれません。
官製はがきはコンビニにももちろん置いています。
寒中見舞いの切手の種類については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
近年は、震災や水害などで、大切な人を亡くされた方も多いことと思います。
季節ごとに故人との思い出が頭をよぎったり、文字にしたためることで人は気持ちの整理をつけていくものですから、はがきを受け取る側もそういう気持ちを忘れずにいたいものですね。