この記事では、簡易書留と普通郵便の違いについて紹介したいと思います。
生まれてから一度は必ず利用したことがあるであろう郵便局のサービスですが、意外とわかりにくい部分もありますよね?
郵便屋さんが家に訪問した時、「書留の配達で~す!」と言いながら訪問してくる訳ですが何故か妙に身構えてしまいます。しかも、最近の郵便屋さんは書留や普通郵便に限らず、個人情報の観点から急に訪問してきて居住の確認をしてくることもありますからね。
そのため、今回は少し分かりくい簡易書留と普通郵便の違いと、書留は本人以外でも受け取ることが出来るのか?について解説します。
普通郵便と簡易書留の違い
・郵便ポストにて手軽に郵便物を差し出すことが出来る。
・ポスト投函での配達になる。
・郵便局の窓口での発送になる。
・配達時はお客さんとの対面配達になるので、誤配の可能性が極めて少ない。
・配達時はハンコやサインを求めるので、宛名に配達したという確証がもてる。
※追跡サービスとは差し出した郵便物が配達されたのかどうかがネットで確認できるサービスです。
いかがでしょうか!?普通郵便と簡易書留の違いですが、かなり違いがありますよね!?これだけを見ると簡易書留の方が断然いいじゃん!って思ってしまいますが、視点を変えてみると普通郵便にも結構、メリットがあったりするんですよ(^^♪
例えば郵便物を大量に出す際です。普通郵便(定形郵便物)を10通出すとします。
その時にかかる郵便料金は84円×10通で840円です。
続いて同じように簡易書留として10通出すとします。
その時にかかる郵便料金は404円×10通で4040円です。
なんと!5倍近く違うんですね!
しかしまぁ、簡易書留を一般の人で10通も出す人はそうそういないと思いますが。
さらに通常より早く届けて欲しい場合は「速達書留」という方法もありますが、こちらはもう少し料金が高くなります。
・定形郵便物(25gまで)
・1通あたり
・料金 … 694円
かなり割高になってしまいますが、信書を出来るだけ早く!そして間違いなく相手に届けたい!そんな場合はこんなサービスもあるということを知っておくといいかもしれませんね。
本人以外でも受け取れるの!?
これは受け取る事が出来ます。
基本、郵便物は宛所配達(宛名に記載されている住所)になりますので、そこの住所に住んでいる家族の方や親近者の方でも受け取ることが可能です。しかし、住人が不在で配達できなかった時に「郵便物等ご不在連絡票」という紙がポストに投函されます。
この紙を持って窓口で受け取る場合は、身分証明などの提示が求められますので、本人である事が確認できる証明書類を持参しましょう。この時に本人以外の人が受け取る場合は「委任状」が必要になるので気を付けましょう。
再配達の依頼も、もちろん出来ますので是非利用しましょう☆
郵便の基本!信書は郵便でしか送れない
最近は電子メールの普及により手紙や封筒を出す機会がかなり少なくなってきましたが、大切な信書を送ったりする場合にはメール便では送れないので、必然的に郵便サービスを使います。
しかし、「信書ってそもそも何なの!?」って人もいると思います。
【信書に該当するもの】
【信書に該当しないもの】
出典元:日本郵便HP
これを見て思ったのですが、キャッシュカードやローンカードって信書に該当しないんですね。個人情報といった観点からいくと信書に含まれるような気もしますが、日本郵便が提示していますので間違いはないのでしょう。
あとがき
一度利用したことのある方はご存じだと思いますが、気軽に利用することが出来ますので大切な書類を送りたい!といった場合には「簡易書留」が重宝するかもしれませんね^^
その他にもレターパックのような便利な郵便商品があるので自分の使用用途に合わせた商品を選ぶことが大切です。