出産・育児

小学校の入学準備はいつから始めるといい? 費用はいくらかかる?

入学準備の費用と時期

子供が年長の11月頃、住んでいる地域の自治体から「就学前健診」のお知らせが届きます。

次は、年が明けて1月中に「就学通知」が届きます。そして2月頃に入学予定の小学校で入学説明会が開かれるのです。

さて、ここで気になるのは、「入学準備はいつから始めたらいいのか?」「入学準備にはどれくらい費用がかかるか?」という2点です。

小学校入学を控えている方はぜひ参考にして下さい。

小学校の入学準備はいつから始めるといい?

小学校の入学準備は入学説明会が終わってから始めても十分間に合います!

入学説明会では「1年生で必要なものリスト」が配布されます。

兄弟がいて何が必要か分かっている場合もあるかもしれませんが、小学校によっては細かい指定があったりするので、やはり入学説明会が終わってからがベストです。

ただし、ランドセルは説明会のあとからだと、気に入ったデザインのものはほとんど残っていません。

そのため、ランドセルは年長になった夏前後の準備が必須ですよ!我が子のときは、ランドセルは7月に予約しました。

ランドセルはどっちの祖父母が買うか問題
ランドセルはどっちの祖父母が買うか問題に答えを!ラン活という言葉があるほど過熱しているランドセル商戦。 人気のランドセルは争奪戦状態といった感じで、夏前から年長さんのお子さんを持...

また、学校指定のものなどは、説明会あと販売会があると就学前健診の時に案内をもらっていたので、算数セットや体操服等は説明会の日に購入しました。

小学校の入学準備品、実はリストをもらったからといってすぐに用意する必要はありません。

我が子の場合、幼稚園の卒園式のお祝いで入学準備品を一通り頂きました。

それに、幼稚園で使っていた物でも使える物があったので、それを用意するとほとんど購入しなくてもいい状態でした。(※ピアニカなどは幼稚園のものでも使えますからね)

そうはいっても、お祝いの品で、例えば筆箱の柄が子供の好みとは限りません。そういうものは買い足しました。

従って、ランドセル以外の入学準備品は、「小学校の説明会後」もしくは、「卒園式後」から始めても十分でしょう

小学校の入学準備品のリスト

では、小学校で必要な物をざっとご紹介したいと思います。

筆箱

筆箱にも、

  • 缶のもの
  • 布製でチャックタイプ
  • マグネット式

など色々ありますよね。

一般的に一年生で指定されるのはマグネットタイプのものです。そして、学校によってはキャラクター禁止という場合もあります。

そのため、説明会で指示を聞いてからの購入にしましょう。

鉛筆関係

鉛筆も柄禁止であったり、濃さの指定がある場合が多いですね。

  • 赤鉛筆または赤青鉛筆
  • 消しゴム

消しゴムもかわいい形や香りつきは禁止の場合が多いようです。

  • 油性ペン
  • 下敷き

これも無地の指定が多いです。

ノート類

ノートは学校から何マスの物などと結構細かい指定があります。

我が子の小学校では説明会後に一緒に購入することもできましたし、どこにでも売っているので指定の物を安いお店で購入してもOKでした。

次はお道具箱に入れるものです。

お道具箱関係

学校指定の場合もありますし、自由の場合もありますよ。自由の場合は、学校の机に入るサイズを確認しましょう。

ハサミ

我が子の学校ではキャップ付きという指定がありました。幼稚園で使用していたハサミがまだまだ使えたので、幼稚園のものを小学校でも使わせています。

のり

これは水のりだったり、つぼのりだったりの指定があるようです。我が子の場合はどちらも用意してくださいと言われました。

色鉛筆

12色の指定が一般的なようですよ。

クレパス

こちらも何色入りかの指定があると思います。よくあるクレパスは16色が多いので、我が子も16色指定でした。

その他

他には、

  • 上靴または体育館シューズ
  • 防災頭巾
  • ランチマット
  • お箸

などがリストにありました。そして、荷物を持ち帰ったりするための、

  • 手提げ袋
  • 体操服入れ
  • シューズ入れ
  • 給食袋

これらも必要です。これらのカバン類、我が子の学校ではサイズ指定がありました。

手提げカバンはB4サイズが入って、机にかけたとき床に引きずらない長さと言われました。市販品でももちろんいいですが、我が子の通学している小学校では、手作りが多い印象を受けました。

  • 体操服入れ
  • シューズ入れ
  • 給食袋

これらにサイズ指定はありませんでしたが、中身がはみ出さないサイズにしてくださいと指示されました。

このカバン類は市販品可の学校だと、卒園式後でもOKですが、手作り推奨の学校では説明会の後から作り始めるか、オーダーメイドしたほうが良いですね!

小学校の入学準備の費用(金額)はどれくらい?

必要な物をざっとご紹介しました。購入しなければならないものがたくさんありますよね。

まず、文房具関係は5,000円もあれば十分です。が、鉛筆やノート等消耗品ですので、なくなれば買い足しが必要になりますよね。

我が家は鉛筆はまとめ買いがお得だったので、最初に数ダース購入しましたよ。

説明会後に購入したものとして、

  • 算数セット …2,000円程度
  • 体操服上下 …4,000円(1セット)
  • 上靴または体育館シューズ …2,000円くらい

でした。体操服は1セットでは足りないと言うことで、2セット購入したので8,000円くらいかかりました。防災頭巾は幼稚園からの物を使用していますが、1,000〜3,000円くらいはするようですね。あと、カバン類は最近では100円ショップで買うこともできますし、手作りの場合、生地を準備すると1,000円以上はします。

2万円くらいで一通りの物は揃えることができました。

ちなみにカバン類がキャラクターの生地で手作りだったので、ここで結構かかってしまいました。もちろん、体操服はお下がりがあれば費用を抑えることはできますし、お道具箱の中身もあるもので揃えることができますね。

そして忘れてはならないランドセル!これはピンきりですよね。5万円前後のランドセルが多いようですが、ブランド物だと10万以上という場合も。

我が子の小学校は私服ですが、制服がある小学校だと制服代もさらにかかります。

小学校入学後にかかる費用は何がある!?

入学準備でも結構な出費ですが、入学後にも費用はかかります。まず、毎月かかる、

  • 給食費
  • 教材費
  • 積立金
  • 保険

など、年間で5万円前後はかかってきます。

そして、学年ごとに追加購入しなければならない物もあります。例えば、

  • 絵の具セット
  • 書道セット
  • リコーダー
  • 裁縫セット等

これらが数千円はします。また、夏には水泳の授業があるため、水着等も準備する必要があります。

高学年になると修学旅行の積立金が増えてきて、さらに徴収金は増える一方です。

他に、入学時購入した、体操服や上靴がずっと使えないので、買い替える度に費用はかかりますよね。

まとめ

小学校の入学準備は、ランドセル以外は「小学校の説明会後」もしくは「卒園式後」から始めても十分ということでした。

費用に関しては、ランドセルが5万円、それ以外が2~3万円程度といった感じでしょうか。公立小学校の場合で紹介しましたが、それでも結構かかります。

実はこの他に、入学式用の服、我が子の学校では音楽会で正装と言う指定があったので、そのための服などの費用もかかったりします。

また、私はいつもカジュアルな服装なのですが、地域柄なのか保護者会ではカジュアルの服装はちょっと浮いてしまいます。

そのため、私用の洋服もいくつか用意しました。それでも幼稚園の毎月の保育料に比べたら公立の小学校は全然です!

小学校の入学準備でかかる費用は紹介した通りですが、小学校に入ると習い事をする人も多いのではないでしょうか?

学習塾に通いだすかもしません。そうなると、上記の費用に加えて習い事代も必要です。

入学祝いもたくさん頂きましたが、意外とあっという間になくなってしまいました。世のお父さん、お母さん、子育ては経済的にも時間的にも大変ですが、頑張ってください。

error: Content is protected !!