トリビア

暑いのに寒く感じるのは病気?汗・頭痛・吐き気がある場合は!?

暑いのに寒く感じるのは病気?

「暑いのに寒い。これは病気なの?」こう思ったことはありませんか?寒気の他に汗や頭痛、そして吐き気があったりする場合は特に心配になりますよね。

そこで今回は、

  • 暑いのになぜか寒く感じたり
  • 汗や頭痛がある
  • 吐き気もある

こんな症状がある場合の原因についていくつか紹介します。

自律神経失調症の可能性

まず考えられる一つがこの自律神経失調症の可能性です。

自律神経失調症になると、様々な症状が現れます。

  • 倦怠感
  • 不眠
  • 動悸
  • 手足のしびれ等

他にも色々あります。

自律神経失調症チェックできるサイトがあったので抜粋してみましたので、該当する項目がいくつあるか数えてみましょう。

自律神経失調症チェック

  • めまいや耳鳴りのするときが多い。
  • または立ちくらみをよく起こす。
  • 胸が締め付けられる感じがする。
  • または胸がザワザワする感じが時々ある。
  • 心臓がいきなり早くなったり、脈拍が飛ぶようなことがある。
  • 息苦しくなるときがある。
  • 夏でも手足が冷えるときがある。
  • 胃の調子が悪いときが多い。(お腹がすかない・胸やけなど)
  • よく下痢や便秘をする。または便秘と下痢を繰り返す。
  • 肩こりや腰痛がなかなか治らない。
  • 手足がダルイ時が多い。
  • 顔だけ汗をかく。または手足だけ汗をかく。
  • 朝、起きる時に疲労を感じる。
  • 気候の変化に弱い。
  • やけにまぶしく感じる時がある。
  • 寝ても寝ても寝たりない。
  • 怖い夢をよく見る、または金縛りにあう
  • 風邪でもないのに咳がよく出る。
  • 食べ物を飲み込みつらい時かある、喉に違和感がある。呂律が回らない時がある。

【引用元】https://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/201008/jiritsusinkei.html

0〜1個・・・自律神経に狂いはなさそうです。
2〜3個・・・自律神経に負担が掛かっているかもしれません。
4〜6個・・・自律神経失調症になりかけているかもしれません。
7個以上・・・すぐに休養を取り、できるだけ早く専門家に相談しましょう。

いかがでしたでしょうか?

自律神経失調症は身体的症状の他にも精神的症状として、

  • イライラしたり
  • 憂鬱になったり
  • 感情の起伏が激しくなったりする

等の症状もあるそうです。

そもそも、自律神経失調症の原因とは何なのでしょうか?

症状が個々によって異なるため、原因も人によってそれぞれ異なります。

しかし、自律神経のバランスが崩れていることには間違いありません。

自律神経のバランスが崩れる要因

この原因として考えられるのが、

  • 生活リズムの乱れ
  • ストレス
  • 環境の変化
  • 女性ホルモン

などの影響があります。

これらの原因が複雑に絡み合うことによって、自律神経失調症になるのです。

自律神経失調症が疑われる場合は、できるだけ早く専門家を受診しましょう。

では、一般的な治療法についてもご紹介します。

自律神経失調症の治療法

まずは、生活環境を整えることも必要ですが、カウンセリングや薬物療法なども重要となってきます。

また、リラックスするために、マッサージやアロマテラピーも有効だとされています。

そして、普段の食事によって症状を抑えることができるそうです。

【ストレス対策に効果的な栄養素】

  • ビタミンB群
  • ビタミンC

が良いとされています。

ビタミンAやEも、自律神経をコントロールできるため、症状緩和効果があります。

また、カルシウムはイライラを鎮めるとよく聞きますよね。

さらに不眠解消の効果がありますので、バランスの良い食事を心掛けると◎。

先程紹介したような症状がある場合、まずは生活リズムを見直したり、ストレスがある場合は十分な休養をとってストレスから解放されることを意識してみてくださいね。

熱中症の可能性

少し温かくなってくると耳にするのがこの熱中症ですよね。

決して気温が高いから、屋外だから熱中症になりやすいという訳ではありませんので、気温や屋内外問わずに注意が必要です。熱中症は、

  • 軽症のⅠ度
  • 中等症のⅡ度
  • 重症のⅢ度

に分類されます。

実はこの重症のⅢ度では体温が高温になりますが、汗が全く出ません。

そして意識障害も生じているので救急搬送が必要です。

しかし、吐き気や頭痛、そして激しい発汗があるのに、皮膚が冷えている場合は、Ⅱ度に値します。

このときは大量の発汗により、脱水症状を起こしています。

この場合は、動脈が走る脇下や首などを冷やして病院での点滴が必要となります。

まとめ

暑いのに寒く感じる場合は、自律神経失調症または熱中症が疑われます。

症状や状況に応じて適切な処置を行う必要があります。

また、これらの他に「クーラー病」も考えられます。

夏場に経験はありませんか?暑いのに寒いし、手足は冷たいのに、変な汗が出たり、倦怠感があったり。

これは体温調節ができていないと言うことです。

この原因もやはり、自律神経のバランスが乱れていることが関係しているといえます。

自律神経のバランスは当然ながら非常に重要です。

自律神経のバランスが崩れてしまうと自ずと体調を崩してしまいます。

しかし、生活習慣や環境を見直すことでバランスを保つことも可能なのです。

  • 食生活を気をつけたり
  • ストレス解消を心掛けたり
  • リラックスする時間を確保する

これらも大切ですね。

また、夏バテや更年期障害である場合もあります。

どうしても身体の調子が整わないなら、受診することをおススメします。

また、夏バテにも十分に気をつける様にしてくださいね。

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