結婚式や披露宴などのおめでたい席に招かれるのは喜ばしい半面、ご祝儀の金額に頭を悩ませることってありませんか?
そんな金額の相場やご夫婦で招かれた場合や、身内(兄弟)と友人との違いについて紹介します。
目次
ご祝儀の金額 兄弟の相場は?
友人知人の結婚式では3万円が約7割と主流のようです。ただし、普段からのお付き合いの深さや年齢によって決めるのがいいですね。
親族や兄弟の場合は5万円から10万円が相場となります。平均的にはゲストの年齢に関わらず5万円程度となっています。
夫婦で出席する場合のご祝儀相場は?
ご夫婦2人合わせてご祝儀を渡すときはどうでしょうか?
友人知人の場合、通常1人で出席する場合の相場が3万円ですので、2人分で6万円となるところですが、偶数になってしまうので5万円から7万円です。
しかしご夫婦で7万円の出費はなかなか厳しいですよね。でも5万円では1万円分、ちょっと気がひけてしまう。
そんな場合はご祝儀を5万円にして、1万円分を気持ちのこもったプレゼントとして渡すという方法もあります。金額以上に気遣いを喜んでもらえる可能性もあります。
親族の場合は友人知人より多めに包むのがセオリーです。親族や兄弟の場合は、夫婦で出席する場合の相場は7万円から10万円です。
兄弟の結婚はご祝儀なしで?
近い間柄では事前に相談するのも大切です。兄弟姉妹の場合、お互いご祝儀はなしにしようという事も少なくないようです。普段話しにくい話題も、関係が近いからこそ話し合えるのかもしれませんね。
しかし、ご祝儀なしでとりきめたときもお祝いの気持ちは忘れずに伝えたいものです。プレゼントを用意するのもいいでしょう。
また後日、食事の席にご招待するのも今後のお付き合いを深めるきっかけになりますね。
その他の関係性ごとのご祝儀相場
従兄弟、甥、姪の場合
従兄弟や甥・姪などは少し遠い関係になる場合が多いですよね。
そして、新郎新婦より若い場合、20代の場合は3万円を包むことが多いようです。
伯父伯母または叔父叔母のように夫婦で出席すると、5〜10万円が相場になります。
このあたりの親族はみんなで金額を話し合ったり、家族毎で包んだりすることもあるそうです。同じ親族で以前にも結婚式があればその時と同じ額にするのが無難ですね。
親の場合
結婚式に出席された方はご存知かと思いますが、御祝儀は式場の受付で渡しますよね。
その時、新郎新婦の親が渡すことはほぼありません。でも、親がお祝いをしないという意味ではないですよね。
私のときもそうでしたが、結婚式代は両家の両親によって支払われましたし、結婚するにあたって必要な金銭的援助はたっぷりと受けました。
御祝儀という形では渡されていませんが、事前に、そしてその後も。
両家両親にはお世話になっています。ただし、これは一般的な話で、金銭が絡むとちょっと揉めたりすることもあるそうです。
結婚にかかる費用は一切面倒をみないという考えのご家庭もあるそうですし、地域によっても異なってくるようです。
昔は名古屋の嫁入りは豪華ってよく聞きましたものね。
そのため、新郎新婦が両家両親の間に入って、親からの御祝儀については話し合うことが良いようです。
職場の同僚・部下・先輩後輩の場合
会社関係だと、いくら包むのか結構悩みますよね。
一般的には、披露宴の席代、食事代、ドリンク代、引き出物で大体2万円分くらいかかっています。
そのため、あとプラス1万円がお祝いの気持ちとして、「3万円」が結婚式の御祝儀の基本の相場と言われています。
社長として出席する場合は5〜10万円は包みたいですよね。新郎新婦の同僚と同じ3万円だと、残念な感じになってしまいますからね。
ご祝儀 金額やご祝儀袋のマナー
ご祝儀金額は奇数にするのが一般的です。
割り切れないことからお2人の縁が切れないことを意味するそうです。
例外として2は「ペア」、8は「末広がり」という意味があり、失礼にならないとされています。
どうしても偶数になるのが気になってしまう方は、お札の数を奇数にするのもいいでしょう。また、縁起の悪い4や9は避けましょう。
お金を包む際のご祝儀袋にも注意が必要です。
包む金額の1%のご祝儀袋を使うのが良いとされています。3万円の場合は300円、5万円の場合は500円を目安にしましょう。
あまり豪華すぎず、質素すぎないものを選びたいですね。
まとめ
特に付き合いの深い親族の結婚は自分のことのように嬉しいものですよね。
だからこそマナーを守ってお祝いしてあげたいものです。金額を悩むあまり、気持ちがこもらなければ意味がありません。
お二人の幸せを願って、祝福の想いと一緒にお渡ししましょうね。